うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー(1984年公開/監督 : 押井守)

友引高校の文化祭前日。ただでさえ忙しい文化祭前日のドタバタに、少しずつ浮かび上がってくる違和感。そのうち「自分たちは文化祭前日をループしている」ということに気づき...というのが大まかなあらすじ。

うる星やつらのキャラクターと世界観を借りてはいるが、ストーリーや演出に押井監督の色が強く出ているので、賛否が出るのも理解できます。
ただ、漫画ともTVシリーズとも違うアプローチができるのも、劇場版の利点であり魅力であると思っているので、ストーリーのわかりやすさと「うる星らしさ」があるのは前作の『オンリー・ユー』かもしれませんが、映画としての面白さなら本作かなー。

AKIRA(1988年公開/監督 : 大友克洋)

東京オリンピックの開催予言で一時期話題になっていた『AKIRA』。
アニメ好きであれば見ている必修レベルのアニメではありますが、有名であるが故にスルーしてしまっている人も多いのでは?
画面の密度がもの凄いのにめちゃくちゃ動く。ただ、作画凄いとなっているうちに話の流れから置いて行かれて、ラストは各々で解釈は色々できるが少々難解...かも。
やりたいことを詰め込んだのはいいけど回収しきれなかったのかな...という部分は残念ですが、当時最高の才能が集まった、ある意味80年代日本アニメの集大成とも言える作品。

ちなみに、未見の方が『AKIRA』だと思いがちな、バイクに乗っている彼は金田で、赤いマントの彼は鉄雄です。

機動警察パトレイバー the Movie(1989年公開/監督 : 押井守)

レイバー暴走事件の多発をきっかけに、その理由を解き明かしていく、というのがストーリーの大筋なのですが、今作もキャラクターがよく喋る。
自分は千葉繁さんがセリフを捲し立てているだけで、その作品を見てしまうように仕立て上げられてしまったので、大変アレなのだが、やっぱり何度見ても面白いんだよな...としみじみ思う作品。

若さ故、後藤さんにいいように使われてしまう遊馬とか、おやっさんたちのベテランが故に悩むところとか...大人になっても、いや、大人になったからこそ見返してほしい。