老人Z(1991年公開/監督 : 北久保弘之)

高齢化社会や介護問題、それに伴う家族の関係など、社会問題をSF的に取り扱った作品ですが、コメディの中にも風刺というか、現代社会への皮肉のようなものも込められていて、テンポよく観られます。
個人的に、コメディは前情報に左右されることなく勢いで観てほしいので、多くは語らないですが、面白い。

機動警察パトレイバー 2 the Movie(1993年公開/監督 : 押井守)

エンタメとしてはパト1ですが、1本の映画として推したいのはパト2。
シリーズにあったドタバタや分かりやすいギャグは鳴りを潜め、レイバー戦などのアクションシーンもほとんどなく、ただひたすらにオジサンが喋っている映画。
ただ、このオジサンたちが実に大事なことを語ってくれている(言葉でも態度でも)ので、10〜20代で観てよくわからんなと思った人こそ、改めて観てほしい。

GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊(1995年公開/監督 : 押井守)

神山監督の攻殻機動隊SACは観ているが、押井監督の映画は観ていない。という人も増えているのでは?
押井監督の映画全般に言えるかもしれないですが、この映画も少々難解といえば難解。神山監督版では刑事ドラマ的な構成で、エンタメとして受け入れやすい作品になっているので、それと同じ感じで観てしまうと少々面食らうかも。

演出も構成もレイアウトも作画もいいので、難解さの部分はさらっと流して楽しむ余裕が年末年始にはある!と信じてお勧めします。