クリスマスが今年もやってきます。ということで、クリスマスに読みたい、贈りたい本を5冊選びました。
わかりやすくクリスティとかもあるとは思うのですが、方々で紹介されていると思うので、敢えて避けています。

海外ミステリって、クリスマスもの多いですよね。

太陽の塔(森見登美彦/新潮文庫)

クリスマスに彼女にフラれた大学生の『リア充』に対する恨み、妬み、嫉み...その他ドロドロしたあれそれを独特な文体で、徹底的にこじらせ倒した大学生のジタバタを描いています。

妄想を原動力に突っ走る学生の赤っ恥記録みたいになっていますが、これも青春...なのか?
クリスマスを笑い飛ばしたいときに読みたい一冊。
森見登美彦作品は、京都で読むと体に染み渡る気がします。

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カールの降誕祭(著:フェルディナント・フォン・シーラッハ イラスト:タダ ジュン 訳:酒寄 進一 /東京創元社)

クリスマスを題材にしているので、実は真っ先に思いついたのですが、この本を入れるかどうか非常に迷いました。
なぜかというと、新刊で手に入れるのが難しい!(電子書籍はある)

『犯罪』など、他の著作を読んだことがある方なら『あぁ...シーラッハね...』となっていただけると思うのですが、ブラックな短編集。
黒いクリスマスを送りたい、むしろクリスマスだからこそキラキラしたくない皆様に向けた一冊。
これまでの作品に比べると、さくりと読める方...ではあると思います。

これを読んで、物足りない、もっと読みたい!と思った方は、シーラッハの魔力に魅せられているかもしれないのでお気をつけください。

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アナ・トレントの鞄(クラフト・エヴィング商會/新潮社)

映画『ミツバチのささやき』アナの鞄。
それを手に入れる途中で仕入れた不思議で素敵なモノ。をまとめたエピソード付きのカタログ本。

商品画像もちゃんとあって、作り手の本気の塔なものが感じられます。クリスマスが題材というわけではないのですが、こんな物を贈りたいし、貰ったら嬉しい。と思える一品がたくさん詰まっています。
映画を見ていなくても楽しめるので、この本をクリスマスプレゼントにするのもいいのでは?

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タルト・タタンの夢(近藤史恵/創元推理文庫)

こちらもクリスマスが題材、というわけではないですが、クリスマスとか何かのイベントで、こんなビストロを予約してディナーを楽しむ人生も楽しそうだな...という気持ちで選出。
全く謎解きとか事件捜査に関係のない主人公が日常の謎を解いていく、という形のミステリ。
シェフに相談するような謎は持ち合わせていないが、食事だけでもいただきたい。

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翻訳できない世界のことば(エラ・フランシス・サンダース作 前田 まゆみ訳/創元社)

『木漏れ日』って英語とかだと簡単に訳せないんですって、という話から、この本のことを思い出したので。
クリスマスにこんな本をいただいて、年末年始はこんな本を読みながらのんびりするのもいいのではないかと。
プレゼントにおすすめです。

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