ギリギリのタイミングではありますが、大切な方へのクリスマスプレゼントや、年末年始の読書にもおすすめな本を選んでみました。
クリスマスの殺人 クリスティー傑作選
去年はあえてクリスティーを避けましたが、今年はベタを恐れずにクリスティーです。
やっぱり、クリスマスといえば殺人事件なんですよね。(偏見)
早川書房さんから出ている特装版がまだ購入できるようです。
クリスティーを読んだことがない方への入門にも良いかと思いますが、特別なプレゼントに最適な函入り本。
2021年版と2022年版がありますが、収録作品は同じで、2022年版には解説がついています。
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シャーロック・ホームズ家の料理読本(朝日文庫/ファニー・クラドック)
ミステリ続きになります...と言いたいところですが、これはホームズのパスティーシュでかつ、ミステリではありません。
ホームズとワトソンの下宿先で働いていたハドスン夫人が作っていた料理を軸に、二人との思い出をハドスン夫人が語るという少し変わった形の作品ですが、ヴィクトリア朝の料理や風俗を知ることができるユニークな一冊。
レシピもあるので、当時のメニューを再現できそうなのですが、単位がヤード・ポンド法なのと、単純に材料の入手難度が高く、難しいメニューが多いです。このレシピ通りに作ってみた方がいらしたら、ぜひ教えて欲しい。
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君のクイズ(朝日文庫/小川 哲)
早押しクイズ番組の決勝で、対戦相手が問題文が1秒も読まれていない段階でボタンを押して正答し、敗退してしまった主人公が「ゼロ秒正答」の謎を解き明かそうとするミステリ。
ミステリとしても面白いのですが、普段テレビで見ているようなクイズプレイヤーの方々がどのように思考しているのを追うことができるのも面白かったですね。
文庫になって書き下ろし短編がついたのと、来年は映画になるそうなので、この機会にぜひ。
映画がどうなるかわからないのですが、私の第六感は、小説を先に読めといっています。
モーション シルエット(シルエットブックス/グラフィック社)
詩と影を楽しむポップアップ絵本です。元々は、絵本作家の方が手製本で作られていたそうなのですが、こちらは量産できるようにしていただいた普及版だそうです。
影の使い方が本当に素敵で、大人でも楽しめる絵本だと思います。
愛蔵版 宮沢賢治童話集(宮沢 賢治/世界文化社)
こちらは少々反則かもしれないのですが、これは私が欲しい本です。
現在一般流通している宮沢賢治作品のほとんどを(多分)読んでいるのですが、これは本当にひとつの宮澤健治の集大成として持っておきたいと思える本でした。
パラっとみた日下 明さんのイラストにやられてしまいまして...(多分、銀河鉄道の夜だと思います)
何度も改稿を加えたり、原稿が散逸してしまったりしていることもあり、完全に完成した宮沢賢治の作品を、人類は読んだことがないのかもしれないのですが、その空白を自分で埋めるのも楽しかったと思います。
ここで改めての宮沢賢治、いいと思います。






