バンパイアハンターD(2001年公開/監督 : 川尻善昭)

塩沢さんの『D』も良い...ですが、田中秀幸さんのDも良い。川尻監督版のDを選んだのは、構成も演出も良すぎたから。
『貴族』と呼ばれる吸血鬼と、吸血鬼を狩るハンター『D』の物語で、この作品では菊地秀行さんによる小説『D-妖殺行』を原作としています。
本当に、アニメーションが表現できる「カッコいい」がてんこ盛り。現在、ストリーミング配信などもされておらず、DVDを入手するしかないので、年末年始の3選に含めるのはだいぶ迷ったのですが...これを入れないのも嘘になると思ったので。機会があれば是非。

ストーリーも凄くグッと来るよ。

BLOOD THE LAST VAMPIRE(2001年公開/監督 : 北久保弘之)

TVシリーズにもなった作品ではありますが、個人的にはこの作品が一番かな、と。セーラー服と日本刀の組み合わせが最高。
『翼手』と呼ばれる異形を狩る少女・小夜(SAYA)の戦いを描いたホラーアクション。吸血鬼モノが続きましたが、気にしないことにします。
Production I.Gによるフルデジタル制作でのアニメーションは今作が初めてだった記憶。(Wikipediaでしか確認していないですが...)原作付きで且つ『原作通り』を通らないと映像化が難しいように感じる昨今。

それぞれの年代で紹介している他の作品にも言えるのですが、もう、こんな映画は作れないのかな...。

パプリカ(2006年公開/監督 : 今敏)

オセアニアじゃあ常識なんだよ!

今監督の作品は他にも色々勧めたいのですが、年末年始ということで(?)、極彩色に彩られた最高の悪夢をどうぞ。
筒井康隆さんによる同名のSF小説『パプリカ』が原作。(アニメ化にあたり、ストーリーなどは少々脚色されている)
他人と夢を共有できる「DCミニ」を使用して治療を行う、サイコセラピストが主人公。
ある時、DCミニが研究所から盗まれ、程なくして人が悪夢によって精神崩壊してしまうという事件が発生。
犯人を突き止め、悪夢から抜け出す方法を探っていくというSFスリラー。
悪夢は時に、気持ち悪いほど美しい。師匠の音楽も相まって、いい感じにトリップできます。
※平沢進さんの愛称。今敏が好みなら平沢進も好きなはず